1|心電図検査 – Electrocardiogram:ECG –

心電図検査
心電図検査は心臓の機能が正常に動いているかどうか調べます。不整脈や虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)の有無、心臓の肥大、電解質異常などの評価ができます。

2|脈波伝播速度検査 – Brachial Ankle Pulse Wave Velocity:baPWV –

脈波伝播速度検査
血管壁を伝播する圧力波の速度のことで、主に動脈のコンプライアンス(伸展性)が評価できます。baPWVが速いと全身の動脈硬化が疑われます。

3|血管内皮機能検査 – Flow Mediated dilation:FMD –

血管内皮機能検査
FMD検査は、動脈硬化の始まりである血管内皮機能障害をみる検査です。血流の刺激で、血管内皮細胞がNOを放出し、血管が拡張することを利用した検査で、駆血帯で上腕をしめ、駆血前と血流再開後の血管径の変化を超音波で調べます。駆血開放後の最大血管径と安静時血管径の差と安静時血管径の比を求め、%FMDで評価します。FMDの評価は、健常値の目安は6%以上、5%未満で血管内皮機能障害が疑われます。

4|内臓脂肪CT検査 – Computed Tomographic Scanning –

内臓脂肪CT検査
心血管病発症の原因となる腹部内臓脂肪の量を調べます。メタボリックシンドロームの診断基準では、男女とも面積が100平方cm以上を危険としています。

5|頸動脈エコー検査 – Intima-Media thickness:IMT –

頸動脈エコー検査
頸動脈は全身の動脈硬化の程度を良く反映し、動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり硬くなったりします。頸動脈エコー検査は体の外から超音波により、『内膜中膜複合体肥厚度(IMT)』という動脈硬化に欠かせない指標を計測したり、血管の壁の状態や血液の流れ、プラークの有無や大きさの評価をします。頸動脈の血管壁の厚さや動脈硬化性変化の有無、血流量や血管弾性の程度を測定します。この検査では主に脳血管疾患のリスクについて評価できます。

6|心臓超音波検査 – Cardiac Ultrasound –

心臓超音波検査
心エコーは、超音波を体表面(胸部)から超音波をあて、その反射波をモニタ画面に映し出して心臓を調べます。X線と違って被爆の心配がなく苦痛も伴いません。心臓肥大の有無、左心室の収縮能や拡張能の評価、心臓弁の動きや血液の逆流の有無を評価することによって、心臓疾患の有無や心血管疾患の進展度を予測できます。

7|サルコペニア関連検査- Sarcopenia-related inspection –

サルコペニア関連検査
加齢とともに生じ、肥満や糖尿病が増悪因子となる筋力の低下(サルコペニア)は、転倒骨折の原因となります。上・下肢の筋肉量や筋力、歩行速度などを測定し、身体機能を評価することで、その早期発見を行います。